カナダ(1998/6/7-6/14)
☆6月7日(日)名古屋空港
・参加者名簿・研修資料を頂き説明を受けた
・参加者15名
・男性 6人 女性9人
・公立3名 私立12名
・役職 園長 9名 主任1名
保母 2名 詞理貝 2名
事務員1名
☆カナディアン航空に乗って出発
☆デイ・ケアー視察場所
①バレイ・ウェイ・デイ・ケア
②ナース・ピース・スクール
③ユニコーン・デイ・ケア・センター
④オルタネイティブ・プライマリー・スクール
⑤デイケア・ソサエティー・オブ・バンフ・チャイルド・センター
視察施設の記録
☆訪問日 6月 8日(月曜日)
都市 ナイアガラ
施設名 バレイ・ウェイ・デイ・ケア
☆概要 (撮影可)
ナイアガラフオールスの市内にありますが、観光ポイントからは若干離れているため十分な敷地面積が碓保できています。オンタリオ州の方針に従って実施され地元の学枚委員会の管轄下にあります。利用者は主にナイアガラ市内、地元住民となっており、日本人の利用者も最近増えている様子です。開園時間は午前7時30分、午後6時2週間ごとの契約で保育料は日割計井となり1日平均8時間として日本円で2400円、1時間300円です。(5年間変更無し)玄関を入るとすぐ施錠きれ、ドアが開閉するごとにアラームが鳴ります。静と動の遊びによって保育室が異なります。3歳~5歳は同室でどの保育室にも絵画・砂・水遊びが出来るように設定してある。園庭の周りは金網でフェンスが張り巡らされ園底での遊びは午前・午後各1時間だけで、ゴーカートに乗って遊ぶ姿が見られた。
保護者は毎日記録カードを登園時に提出します。記録カードには、子供の名前・登降園の時間・誰が送ってきたか・誰が迎えに来るのか、記入するようになっています。政府より抜打ち視察があるため玄関に何時も年案・月案・デイリープログラム給食献立表を掲示しておかなければならない。
☆訪問日 6月8日(月曜日)
都市 ナイアガラ
施設名 ナースリー・スクール
☆概要(撮影禁止)
障害児保育専門の施設です。自閉症の子が多く、ソーシャル的な発達を促す事を目的としています。教会の一部を使用し保育に当たっており、地域の教育センターの働きを持っています。障害の程度によってクラス分けがきれ、情緒を安定きせる部屋と運動能力を高める部屋とがあり、片方ずつ使用します。週に3回登園し開園時間は午前9時より正午までです。一回の保育時間は2時間です。送迎できる人がいないと入園不可で、託児機能は持っていません。
☆訪問日 6月 9日(火曜日)
都市 トロント
施設名 ユニオン・デイケア・センター
トロント・ブラウン・ジュニア・パブリックスクール
☆概要(施設のみ撮影可能)
・トロント市内の高級住宅地に隣接、同敷地内には、レントコントロールの為比較的廉価でアパートを賃貸できるシステムを導入したアパートが多く低所得者と高額所得者が同じ地域に住んでいる。
・50名いる園児の中で現在6家族が政府からの生活保護を受けている。
・トロント教育委月会の敷地の一部を借りており、同委員会からの制約もある程度は有るものの非営利経営を行っている。
・児童の減少に伴い学枚の空室を活用してデイ・ケア、プレ・スクールの両方を同一の職員がたずさわっている。
※プレ・スクールとは小学投入学前・小学校1~2年生までの子供に対して学枚の就業前と放課後を保育する、日本でいう学童保育にあたります。従ってデイ・ケア・センーよりキンダ・ガートゥンへの送迎は職員が行います。
・学枚の中に施設が併設される手について。
利点は学校の施設が全部使用できること
(図書室、庭園等)
欠点は開校時は良いがま休み冬休みは利用できず他のデイ・ケア・センターに移動しなければならない。
・共働き家庭が多くデイ・ケアの必要性が高い
☆訪問日 6月 9日(火曜日)
都市 トロント
施設名 オルタネイティブ・プライマリー・スクール・デイケア
☆概要(デイケアのみ撮影可)
・トロント市内でもローズデール地区と並んで最高級のフォレストヒルと呼ばれる住宅街の北側に位置し、お金持ちのご子息だけが利用しているというイメージが持たれがちだが、実際にはさまざまな家庭稚境の園児が通っている。
・4歳以上の子どもが入所している。
・トロントの教育委員会の学校の敷地の一部を借りているが、委月会は保育園の経 営には参列していない。
・パソコンによる読み・科学・図鑑のCDソフトで遊び、知識を高める。
・保育園と幼稚園が人的環境で連携されて受け皿ができている。
・職員の数が多く、個々が把達しやすい。
・おやつ、服装、トイレに行くのも自由であるが、自分の事は責任を持たせることが当園の特徴とのことです。
☆訪問日 6月11日(木曜日)
都市 バンフ
施設名 デイ・ケア・ソサイァティー・オブ・バンフ・チャイ ルド・センター
☆概要(撮影可能)
人口7000名のアルバータ州最大の観光地バンフに位置している
アルバータ州の管轄下で実施され非営利経営である
子供と職員との比率
3歳 → 10人に2人のインストラクター
4歳 → 8人に1人のインストラクター
5歳 → 10人に1人のインストラクター
(1クラス16人まで)
6歳~12歳までの子が学枚を終わってから遊ぶ専用の部屋が設けられている。
・各保育室には水・砂・絵本・粘土・積み木・絵画で遊べるようにコーナーが設定してある。
・園庭は1歳9ケ月~3歳・3歳~4歳・5歳以上に分けフェンスで区切られ施錠されている。
・戸外遊びは午前中1時間と決められている。
『所感』
1.12歳までは親の保護のもとに育てられると法律に定められています。日本とは違って子どもを1人にしてはいけないし、カギッ子はいけない、子どもをたたいても法に触れることです。つまり、子どもの権利・人権が法によって守られているのです。日本では母親がパチンコで遊んでいる間、子どもが車の中で死亡と悲しいニュースが絶えないのに・・・。子どもの権利条約並びに児童憲章の3項目が頭をよぎった。
2.どの、デイ・ケアlセンターも州の管轄下に置かれているが運営は地域によってずいぶん異なっていた。特にトロントでは、親の希望で学校が建てられてしまうほど、保護者のニーズが反映しており、まさに地域に根ざしたデイ・ケア・センターと言えます。その背景には、大多数の両親が就労していて、その家庭のほとんどがフルタイムの就労形態とのこと、よってデイ・
ケア・センターは必要不可欠なのです。行政から成り立つ保育園でなく利用者から成り立つデイ・ケア・センターがここに有りました。私たちが着手し始めている子育て支援においても利用者が満足できる方向へと近づけなければと痛感しました。
3.トロントではデイ・ケア・センターは学童保育も実施していて、人的環境で連携がもたれ、受け皿ができています。つまり、いかに質の高いスーパーパイザーであるか言えよう。職員の資質向上について考えさせられました。
4.ナイアガラのデイ・ケア・センターで特に感じたことですが、玄関を入るとすぐ鍵が掛けられる・ドアの開閉のたびアラームが鳴る・毎日記録カードを提出する・戸外あそびの時間が定められている・高い金網のフェンスに囲まれている園庭などと、特に外部との接触に注意を払っている。十分に戸外遊びができる私たちは幸せです。
5.どの、デイ・ケア・センターの保育室でも必ず水・砂・絵画・絵本・積み木などで遊べるように各コーナーが設定してある。日本と違って1クラスの子どもの数が少なく、子どもに対する先生の数が多いからこのような保育形態が成り立つのである。日本も早くこのような少人数制に近づいてほしいと願います。
6.今回の研修において訪問先の職員の皆さん・子ども達も明るい笑顔でグッドモーニング・ハローと迎えていただき、すごく自然体の姿勢に国民性を感じ、外国という意識を感じない時も有りました。また、トロントのデイ・ケア・センターでは日本の歌をハーモニカで紹介し、静かに聴きいってくれた子ども達に思わず感激!!。通訳のクツナイさんとは帰宅後メール交換をしインターネットのグローバル化(別紙参照)に感動しました。
同行の皆様方がとても親切で特に私立の園長先生方の進歩的な考え方に感銘しました。自分の視野の狭さに痛感いたし、色々な方面から物事をとらえ、バイタリティーあふれる行動が大切で自分を変える手の必要性を感じました。このような、横会を与えてくださいました町長様はじめ各位に感謝いたしますと共により一層の自己研鑽に勤めたいと思います。誠に有り姓うございました。
(研修記録抜粋)